現役大学生のプログラマー日記 #3

こんにちは。アルバイトのイシイです。
女子大生のプログラミング格闘記、第三話です。
前話でオブジェクト指向という武器をゲットし、プログラマー(仮)レベルがLv.3になったイシイですが、更なる経験値を得るべく新たなレッスンに挑みます。

HTML & CSS


Javaに続いて、新しくHTMLとCSSを覚えることになりました。ホームページを作ることができる言語ですね。
前々回前回で覚えたJavaは、「人間」や「車」といった概念を定義するというように、やや抽象的なところがありました。それに対して、HTML・CSSは書いたプログラムがそのままWebページ上に表現され目で見れるので、今書いているのはどういうものなのか、と具体的なイメージを持ちやすいですね。
さて、レッスンを進めていくと、色は「#FFFF00」というような表記をする、と出てきました。「赤」や「黄色」ではなく「#と6つの文字」で色を表すなんて、CSS独特の表現ではないでしょうか。プログラミング世界を知らない人たちは見たことがないでしょう。しかし私はなんとなく見覚えがありました。
……いやいや、イシイさん、あなたプログラミングやったことないんだよね?なんでこれを見たことがあるの?あなたはそう思うはずです。私も疑問に思いました。でも実際に私は知っていたんです。それもそのはず…実はイシイ、HTML・CSSに触れたことがあったんです。
それは中学校と高校のパソコンの授業でした。
「ホームページを作ってみよう」という授業があり、背景に色を付けて、タイトルやテキストを作り、ボタンを作って違うページに飛ぶようにリンク付けして…というようにサンプルを真似しながらホームページを作りました。当時はHTMLやCSSという言葉をあまり知らずにやっていましたが、今思えばHTML・CSSを使っていたのですね。中学の時はサンプルのホームページをただ真似して作るだけでしたが、高校では「自分の好きなものを紹介するページを作る」という授業だったので、好き放題できて楽しかった記憶があります(上司にこの話をすると「自分の学生時代にはパソコンの授業なんてなかった。時代を感じるなあ…」としみじみ言われました)。
好きなものや楽しいことには意欲的になり、より早く理解が深まりますよね。授業でやって楽しかったという印象に加えて、私は元々デザインしたり絵を描いたりすることが好きなので、ページを好きなようにデザインできるのは楽しいというのもあり、HTML・CSSはすんなり覚えることができました。

SQL


次はデータベースのデータ管理ができる言語、SQLを学びます。
顧客名や商品名、値段などの情報は全てデータベースというところにあり、このSQLを使えばそのデータを取り出したり書き換えたりすることができるとのこと。もし魔王の情報をデータベースから引き出せるのであれば、弱点を知ることもできますよね…!これはなかなか難しそう…と思い強気で挑んだわけですが、そんな考えとは裏腹に何事もなくすんなりと進み、SQLレッスンを終えてしまいました。最初に挑んだJavaが強敵だったのか、単純にプログラミングの世界に私が慣れてきたのか…本当にスムーズに進みすぎて特記することがありません。これで私は魔王の弱点知り放題、勇者の名前も変更し放題です。
こうしてHTMLとCSS、SQLを仲間にし、気づいたらプログラマー(仮)レベルはLv.5になっていました。「(仮)」がとれることを目指して、プログラマー(仮)生活はまだまだ続きます。(続く)
現役大学生のプログラマー日記 #1(Java)
現役大学生のプログラマー日記 #2(オブジェクト指向)

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