【2020年2月追記】※本文内で紹介している BLEAD-TSH は 現在販売停止しております。各種センサーとビーコンを組み合わせたソリューションをご希望の場合は、個別ににお問合せ下さい。
開発部のなーさんです。
大変おまたせしました!
BLEAD-TSHで遊んでみる企画、今回からはTSHの活用事例をご紹介していきます。
夏休みの工作にお悩みのみなさんにもなにかのヒントになれば!
第一弾は、パーティーグッズのサイコロにTSHを仕込んでみました!
サイコロを振って出た目がパパッとアプリに表示される、サイコロ型IoTデバイスです。
なんと超絶お手軽な作例でしょう!!
下記は2019年7月現在の情報で執筆しています。
文中、画像中で使用されている商標等はそれぞれの企業、団体に帰属します。
サイコロ
つくりかたはとっても簡単!
中身スポンジ製の6面体サイコロにカッターでTSHが埋まるような深い切れ込みをつくって、そこにTSHをさしこむだけ。
ポイントは、面と平行に切れ込みを入れること。面に対してTSHのX,Y,Zのどれかの軸がななめってると、アプリ側の出目の判定がうまくいかないかもしれません。
なぜか、ライオンが作業してますが・・・
ところで、TSHが入ることによる出目の偏りとかは一切無視します。といっても素材的にバウンドしやすいので、できるだけ中の方に入れればそこまで偏りはないかと思います。
アプリ
作例集なのでソースコードなどは割愛させていただきますが、前回の記事のTSH受信アプリをちょちょいとやればできます。
加速度のXYZ軸をそのままサイコロの1~6にマッピングさせて、上を向いている面をそのままアプリで表示してやればOKです。どっちの目か判定しづらいときは、「もう一回振ってね」となります。
上を向いている面の判定は、静止時に加速度値が64になっている面が下向きであることから判定します。
たとえば下を向いている面が2だとしたら、上を向いているのは5になります。世の中には向かい合う面の合計値が7になる、というルールにあてはまらないサイコロもあるので、実物のサイコロをみて判断してください。
実物のサイコロの動きに追従して、次々と目が変わっていくのがおわかりいただけると思います。
おわりに
作例集の第一弾はサイコロ型IoTデバイスでした。
加速度の値が取り出せたら、高度な判定処理はいらずに作れてしまう割にゲームなどでも活躍できそうな逸品です。サイコロとしてではなく、1の目を上に向けたら〇〇が起動する、2の目を上に向けたら〇〇にメッセージを送る・・・なんてデバイスもできそうですね。
ちなみにサイコロは意外と探すのに苦労しましたが、最後の頼みはやっぱり、
なーさんが面白いモノ探しのために月に一度は訪れる東急ハンズさん!
パーティーグッズコーナーにひっそりおいてあったのを買ってきました。自腹です!
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