こんにちは、マーケティング担当の金尾です。
昨年末にアドベントカレンダーにチャレンジしたこともあって、今年に入ってからネタが枯渇し始めている今日この頃なのですが、頑張って行きますのでよろしくお願いいたします!
さて今回は昨年のイベントでデモ展示した「エリア限定コンテンツ閲覧ソリューション」を紹介させていただきます。
仕組みとしてはBeaconの電波を受信している間だけ、特別なコンテンツをスマホやタブレットで表示できるようにするというものですが、この仕組を適応できるシナリオを2つ紹介したいと思います。
ある特定の部屋の中だけ極秘資料を閲覧可能に
開発中の製品の設計図やモックのデザイン画像など外部には持ち出せないけど、例えば研究室の中だけでは比較的自由度高く閲覧させたい(NDA締結済みのパートナー様とかに)というニーズに応えることができます。
その研究室内にあるパソコンだけで閲覧ができるというオペレーション方法もあるかと思いますが、Beaconの電波の領域監視の機能を付けた専用のアプリを使うことで、より簡単に複数のメンバーが閲覧できるようになり、かつコンテンツ自体はダウンロードせず表示させるという方法を取ることで、そのアプリが入った端末を持ち出したとしても部屋の外では閲覧できなくなるので情報漏えいも防ぐことができます。
またこのような機密情報を扱う場合は特にBeaconの電波を偽造した成りすましBeaconを作らせないようにすることも重要です。芳和システムデザインでは、このような成りすましも不可能にする暗号化の技術について特許(特許第6309823号)を取得していますので、このようなご要望にも完全にお応えすることが可能です!
スタジアムでだけ特別コンテンツを閲覧可能に
野球やサッカーなどスポーツ観戦に行った際に試合が開始するまで少し手持ち無沙汰になったことはありませんか?
そんな方向けに上記の機密情報閲覧と同様の仕組みで、待ち時間の間に出場選手の特別メッセージ動画や試合に関する情報などファンが喜ぶコンテンツをスタジアムに来場した方だけに提供することもできます。
この場合はファン向けのオフィシャルアプリを作り、単にこのコンテンツ閲覧機能だけでなくファンの満足度をさらに上げられるような機能を追加しておくと、活用の幅がさらに増えそうですね。
今回はスポーツ観戦の例で紹介しましたが、コンサートやお芝居の会場などでも同様の活用シーンが考えられますね。
最後に
Beacon自体の仕組みはとてもシンプルですが、やはりアイディア一つで活用できるシーンはとても広がりますね。
これまでもいくつかBeaconを活用した事例や活用例についてご紹介させていただいていますので、ぜひ合わせてご参照いただければと思います!
部品運搬作業進捗管理システム
会議室運用管理ソリューション
所在確認ソリューション
在庫管理ソリューション
(ブログ)ワインのボトルに加速度センサー付きBeacon(ビーコン)を取り付けてみた!
(ブログ)阿波おどりの連の位置がリアルタイムで分かる!
(ブログ)準天頂衛星やIoTを活用した未来の防災システム
(ブログ)Tappiness(タピネス)がオフィスにやってきた!
その他、もし何か良いアイディアが思いついて実現したいと思われた場合はぜひ一度お声がけいただければと思います!