こんにちは、マーケティング担当の金尾です。
今年の6月にロケーションビジネスジャパンに出展した際に、弊社のBeacon製品であるBLEAD-B Ver.2とBLEAD-TSHについてデータシートをリニューアルしていたのですが、ようやくこちらからダウンロードして確認いただけるようになりました。
この新しいバージョンのデータシートでは、製品のスペックだけでなく具体的な活用例も掲載していますので、こちらでも紹介させてください。
※本文内で紹介している BLEAD-TSH は 2020年2月現在販売停止しております。各種センサーとビーコンを組み合わせたソリューションをご希望の場合は、個別ににお問合せ下さい。
BLEAD-B Ver.2
活用例① 所在確認
タブレットやスマホで所在を確認しながらピックアップ
管理するものにBeaconを取り付け、端末のアプリケーションから所在の確認ができます。※
「どこの倉庫にしまったか忘れてしまった」、「貸し出したものが、今どこにあるのか知りたい」などの課題を解決します。
このソリューションの詳細についてはこちらのページをご参照ください。
活用例② エリア限定閲覧制限
特定の場所だけで閲覧を可能に
Beaconの電波範囲内だけに限定し、スマホやタブレット上で書類や写真などのコンテンツを表示させることが可能です。※
外部に持ち出せない機密性の高い情報を管理したい時や、リアルなイベント会場のみだけで閲覧できる特典コンテンツを表示させたい場合などで活用できます。コンテンツはサーバー側で保持し、クライアントでは表示させるだけですので物理的な情報漏えいも防ぐことができます。
BLEAD-TSH
活用例① 勤怠管理
自動で出退勤を記録してレポート管理
社員にこのBeacon(BLEAD-TSH)を携帯させ端末のアプリケーションで勤怠管理ができます。※
「残業が多い社員を把握したい」、「勤怠のデータ集計にかかるコストを抑えたい」などの課題を解決します。
活用例② デジタルサイネージ連携
手に取った商品の情報をタブレットに表示
加速度センサー内蔵のBeaconを対象の店舗にある商品に取り付けておくことで、お客様が手にとった際に反応し、同時に目の前のサイネージ画面に表示させることが可能です。※
ワインやゴルフクラブの種別ごとなどお客様が必要とする情報をすぐにご確認いただけます。また、商品の情報をサイネージに表示するのと同時に店舗のスタッフに「手に取られたお客様がいる」ことをリアルタイムに通知することもできるので手厚いケアが可能になります。
過去のブログ記事「ワインのボトルに加速度センサー付きBeaconを取り付けてみた!」もご参照ください。
もちろん各製品のデータシート内には、詳細なスペックや設定用のアプリケーションの情報も記載されているので、ぜひ一度ご覧いただければと思います。
またその他のBeaconの活用例のページを以下に列記してみましたので、こちらも合わせて参照いただければと思います。
IoTで使用されているBluetoothを利用したビーコンの基礎と事例
会議室ソリューション(Flick On)
在庫管理ソリューション
阿波おどりで連の位置がリアルタイムで分かる!
準天頂衛星やIoTを活用した未来の防災システム
損害保険ジャパン日本興亜株式会社様と株式会社ナビタイムジャパン様の「子どもの見守りサービス」実証実験に協力
成田空港ナビアプリ「NariNAVI」に弊社製ビーコンを採用
アプリケーションの開発方法については以下の記事などを参考にしていただければと思います。
「そもそもBLEって何?」Bluetoothの技術概要
Beaconアプリ開発記(連載中)
自宅Wi-Fiお知らせアプリ開発(連載中)
※本記事内で紹介した各ソリューションを実現するには、Beaconのほか対応アプリケーションやシステム構築が必要です