恵比寿の密かな癒やしスポット 3選

こんにちは、マーケティング担当の金尾です。
早いもので今年ももうすぐ 3月になりますが、年度末でお忙しくされている方も多いのではないでしょうか。
弊社もありがたいことに開発部のメンバーがてんてこ舞いな状況で、その代わりブログ執筆に時間が取れず、結果としてネタをひねり出すのに四苦八苦している今日このごろです^^;
そんな中、一緒に働いてくれる仲間を絶賛募集中(特に技術職の方)です! 募集内容や実際に働いているメンバーの声などはこちらのページで紹介していますので、少しでもご興味がありましたらぜひ一度お声がけいただければ非常に嬉しいです!
さて本題ですが、特に開発業務をメインにしている方にとっては忙しくなればなるほど、ちょっとでも良いので人の喧騒からも離れたところでホッと癒される時間が欲しいと思うことがあるのではないでしょうか。
JR東日本による 2018年度の調査では 1日平均 147,699名もの方が乗車している(20位)と言われるこの恵比寿の地でも、そんな癒やしのスポットがあります。今回はその中から 3箇所ほどをご紹介したいと思います。

JR恵比寿駅にある「えびす像」。待ち合わせに使うことも無くなって久しいですが、今でも行き交う人を見守ってくれています。

恵比寿神社


恵比寿駅から駒沢通りを渡った少し先にひっそりと佇む「恵比寿神社」。
飲食店に囲まれた一角にあるにもかかわらず人通りも少なく、神聖な雰囲気を漂わせています。
小さな境内ではちらほらと参拝されている方が見られ、また参拝しないにせよ通り過ぎる際には入口の鳥居の前で一礼される方もおられ、地元の方に愛されていることが伝わってくる神社です。

駅からも近いので、ランチ帰りに手水舎のひんやりとした水で清めてお参りするだけでもすっと心が晴れるような気持ちになれます。秋口には「恵比寿べったら市」というお祭りが行われ賑わいを見せますが、普段は恵比寿で働く人々をと優しく包んでくれているような神社です。

恵比寿神社の場所

エビスグリーンガーデン


JR恵比寿駅に直結するアトレ恵比寿の屋上にある「エビスグリーンガーデン」。
アトレで買い物や食事をしたことがある人でも、もしかしたら屋上に庭園があることを知らない方もいるかもしれません。今の時期はまだ咲いている花は少ないですが、春に近づくにつれ色とりどりな花が増えてきます。

ベンチも多く据えられているので、天気の良い春先などはコーヒーを片手に日向ぼっこするには最適な場所です。周囲に高い建物が少ないので、東京タワーや六本木ヒルズなども挑むことができます。庭園の花や緑だけでなく、外の景色も楽しめる密かな隠れ家として私は使っています。

あと、ここの一隅には「ソラドファーム」という貸し菜園も有り、茄子やピーマン、キャベツや大根などを育てることができるようになっています。今はちょうど切替のタイミングで土の調整をしているところでしたが、4月〜2月の期間で借りることができるようです。残念ながら2020年度の募集はすでに終わっていましたが、毎年12月頃から募集を開始しているようなので、興味があれば今年の年末にトライしてみると良いかもしれませんね。

エビスグリーンガーデンの場所(アトレ恵比寿本館屋上)

旧朝倉家住宅(重要文化財)


代官山駅から旧山手通りを渡ったすぐ先の裏手にある「旧朝倉家住宅」。旧山手通りに面しているものの入口が少し内側にあるので近くを通っても気づかない人もいるかも知れません。
「恵比寿じゃないじゃないか!」というツッコミがあるかもしれませんが、恵比寿駅から代官山駅までは徒歩でも十数分で行ける距離ですし、どんなルートを通っても色んなお店が立ち並んでいて飽きることもないのでお許しいただければと^^
この重要文化財にも指定されている「旧朝倉家住宅」は、約100年前の 1919年(大正8年)に建てられたお屋敷で、渋谷区議会議長などを歴任された朝倉虎治郎氏の邸宅だそうです。2階建てのお屋敷には数多くのお部屋が有り、手入れの行き届いた広い庭園も見どころです。
拝観料が100円かかりますが、それを余りある安らぎの時間を過ごすことができることが間違いなくできます!

庭園からの眺め

個々の部屋は襖で仕切られており、襖を開ければ奥の部屋からも中庭を挑めます

大広間の窓は大きく、広々と庭園を挑めます

ほぼ全室が畳敷きのお部屋ですが、海外からの来賓をお迎えする場合を考慮して、一室だけ洋室を設けられていました。

この部屋だけ板張り(現在は絨毯)の床で、窓も様式に上下に開く造りにされたそうです

庭園の入口にも風情のある門があり、心が踊ります。庭園内は丁寧に飛び石が並んでいて、地形が少し傾斜があるところがあるもののしっかり歩くことができます。今回はあいにくまだ花の少ない時期でしたが、これから春にかけてシダレザクラやツツジなどが花開くそうで楽しみです。

お屋敷の左手にある庭門

整備された小道

植物園の中を歩いているような気分になれます

前出の2つの場所よりは見て回るだけで時間がかかってしまいますが、観光地というわけではないのでお客様もそんなに多くないですし、思考を浮世離れさせるには抜群の場所です。「どうしても思考が固まってしまって、うーん…」という時にこそぜひ使いたいところです。
ちなみに、このお屋敷は「渋谷会議所」として使われていた時期もあるようで、その名残を入口の門の上部に発見しました。こういう歴史の名残を見つけてみる楽しみ方もありますね。

内側から見ると「渋谷会議所」の文字が残っていましたが、表の道側は何も書かれていませんでした(表だけ消したのかもしれません)

旧朝倉家住宅の場所

最後に

人混みの多い都内でも意外にこういう場所はあるものですね。
皆さんの周りでも仕事の合間に気分転換も兼ねて癒やされる場所が見つかるといいですね!
また恵比寿近辺で新しい発見があればご紹介したいと思います。
では、また!

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