こんにちは、マーケティング担当の金尾です。
Bluetooth SIGのブログに弊社のインタビュー記事が掲載されました。
こちらの記事内でご紹介いただいている「7つの活用方法」とは以下になります。
- ホテルでの荷物の受け渡し業務
- 製造工場での機材探し
- 子どもの見守り
- 工場内の運搬作業進捗管理
- 多言語観光ガイド
- 祭事の位置情報共有
- 自動販売機の電子決済
英語版は昨年公開済みでしたがこのたび日本語版も公開されましたので、改めてこのブログでも補足情報を交えながらご紹介したいと思います。
ホテルでの荷物の受け渡し業務
ホテルのフロントでの荷物受け渡し業務にLEDとブザーを内蔵したビーコンとタブレットアプリを組み合わせたソリューションを使い、ホテルスタッフの業務負荷軽減を目指したものです。
使用したビーコンやアプリを含めシステムの詳細については以下の記事をご参照ください。
お預かりした荷物を音と光で素早く確認！ホテルでのビーコン活用例
製造工場での機材探し
上記のホテルでも使用したLEDとスピーカー内蔵のビーコン（製品名：BLEAD-SL）は、製造工場内の大規模倉庫内で各棚ごとに保管されている精密機器の管理と所在把握のためにも活用いただいています。
この案件の詳細については公開できない内容なのですが、基本的な原理は以下の「所在確認ソリューション」のページでご確認いただけます。
所在確認ソリューション～無駄なもの探しの時間を削減！
子どもの見守り
Bluetooth SIGのページでは子どもがビーコンを携帯し、特定の場所に到着した際に保護者のスマートフォンアプリに通知を送るという実証実験の内容を紹介しています。
それに加えて、特に学校での利用を想定し教員の方向けの管理アプリも実装した「みまブリ」というソリューション製品も販売をしています。サービスの特徴や各アプリの詳細などについては以下のページをご参照ください。
みまブリ ～子どもの居場所がすぐ分かる～
工場内の運搬作業進捗管理
ラインの変更が短期間で行われる工場で運搬作業を円滑にできるようにするために、ルート上にビーコンを設置し運搬車両に取り付けたタブレットのアプリと連動させることで各チェックポイントで必要とする部材と材料および次のルートを表示させる仕組みになっています。
具体的にはデンソーエスアイ様の「部品運搬作業進捗管理システム」として活用いただいています。詳しくは以下の導入事例ページをご参照ください。
株式会社デンソーエスアイ様:「部品運搬作業進捗管理システム」
多言語観光ガイド
本編では施設内に設置したビーコンをアプリが検知するとその施設の関連情報を複数言語で確認できるアプリが紹介されています。
加えて、音声でも案内をしてくれる（もちろん複数言語対応）アプリも出てきていますので、以下のページもあわせてご参照ください。
観光施設をガイドする音声アプリ「eGuide」で密集・密接せずに旅行を
祭事の位置情報共有
阿波おどりと言えば徳島と高円寺が有名ですが、それぞれ踊り子の連の場所を参加者がアプリで確認できる仕組みを提供しています。
以下の記事に詳細を解説していますが、それぞれビーコンの使い方は異なります（連に付けるケースと、通過点に設置するケース）。どちらが正しいというわけではなく、優先事項をどこに置くかで実装方法も変わってくるという事例になっています。ご参考になればと。
阿波おどりの連の位置がリアルタイムで分かる！
自動販売機の電子決済
最後の活用例です。キリンビバレッジ様が展開している自動販売機コミュニケーションサービス「Tappiness（タピネス）」では、自動販売機にビーコン端末を設置し電子決済も行えるLINEアプリを使用されています（ご存じな方も多いかもしれませんね）。こちらの事例では通信機器のハードウェア設計と製造、およびアプリケーションの動作テストを担当しました。
以下の記事では簡単に仕組みをご紹介しています。
Tappiness（タピネス）がオフィスにやってきた！
最後に
このブログ内ではこれら以外にも技術的な実装方法含めいくつもの記事をご紹介しています。
ぜひ一度 「テクノロジーカテゴリーの一覧」 もご参照いただければ、何かのヒントをお伝えできるかと思っています。
その他ご質問等がありましたら、以下のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
では、また。
