突然ですが皆さん、ゲームは好きですか?
TRPG 最高とか TCG 超強いとか聞こえてくる気もしますが、この場では TV ゲームやスマホゲームの話をさせて頂きますね。
最近のコンシューマゲーム機市場がひと昔前と大きく違っているところのひとつが、個人が作ったインディーズゲームがたくさん遊べるようになっているというところでしょう。
要因としてネット経由でのダウンロード販売が一般的になったのもありますが、別の大きな要因として個人が高クオリティなゲーム開発をできるようになったというのもあります。
つまり、個人で作成できるくらい安価で容易に高クオリティなゲームを作れる世の中になってきたということですね!
という事で
自分でもゲームを作ってみたいと思いました!
とりあえずスマホの!
思い立ったのは良いですが、そもそもどうやってゲームって作るんだろうか?
と考えて最初に浮かんだのが「Unity」でした。
最近ではとりあえずゲーム作るならこの子みたいな感じですしね。
ゲームエンジンってなに?
Unity とは言わずと知れたゲームエンジンですね。ふふん!
とカッコを付けてみましたが、ブログのタイトル通り、名前だけは知っていますが内容は全く知らず。
そもそもゲームエンジンってなんなの!?
ということでちょっと調べてきます。
ふむ。
例えばゲーム中でプレイヤーがボールを投げてキャラクターにぶつけるとしましょう。
この時、ゲーム中ではどんな処理が必要になるかをちょっとだけ挙げてみると
- プレイヤーの表示
- キャラクターの表示
- ボールの表示
- ボールを投げるアニメーション
- ボールの移動
- ボールがキャラクターにあった判定
- ボールが当たったキャラクターのアニメーション
- ボールの跳ね返り
などなど。
さらにこだわるのであれば物理演算なども加わってきますし、3D のゲームなら光源設定やカメラの設定なども必要になります。
このワンシーンだけでもこれだけの処理が必要になってくるのに、ゲームをひとつ作るとなるとどれだけ大変なんだ。。
と、絶望する人間のかわりにこういう大変なところの処理をしてくれるのがゲームエンジンさんです。
具体的にどんな事をしてくれるかはそのゲームエンジンによるみたいですが、Unity は多少の設定やプログラムが必要にはなりますが上記の処理はだいたいやってくれるみたいです。
Unity をダウンロードしましょう
なにはともあれ、まずは環境を作らないことには始まらないので早速 Unity をダウンロードしに行きましょう!
今回は Windows10 64bit の PC で進めていきます。
(あとこれは今回意識することはありませんがこの記事作成時点で Unity のバージョンは 2019.3.14f1 でした)
とりあえずググってみます。
さすがパツイチでUnityのサイトが出てきました。
https://unity.com/ja
今回は「ゲーミング」ですね。
早速【はじめる】をクリック!
!?
え、Unityって有料なんです?
はい。
ひとつ画面戻って今見たものは忘れましょう。
早速【はじめる】をクリックしたくなるところですが、その前に
右上のアイコンから 【Create a Unity ID】 でアカウントを作成するのが良いみたいです。
Unity のダウンロード自体にはアカウントは不要なのですが、後々必要になるそう。
なぜか突然英語に。
日本語表記にしたい場合は右下に Language というのがあるので、気になる場合はそこで日本語表記にしましょう。
ちなみに、ここで登録するユーザネームやフルネームは本名である必要は無いみたいです。
登録後に入力したメールアドレスに確認メールが来るので、記載されているリンクをクリックしてアカウント作成完了です。
戻ってきまして、先ほどの画面で早速 【はじめる】 をクリックしたくなるんですが、
そちらは有償版にリンクされるという罠なので 【ほかのプランを見る】 をクリックしましょう。
ポチっとな
!?
っと、こちらも最初は有償版が表示されて一瞬ドッキリしますが、個人向けタブをクリックすれば無料版が表示されます。
今回は Personal 無料版ではじめます。この Personal 無料版、どういうバージョンなのかというと
- サポートと直接やりとりはできないよ(できても英語)
- でっかくお金稼いじゃダメヨ。具体的には 1年で 10万米ドル(大大大まかな円換算:約10,000,000円)
- アプリ起動時に強制で Unity のロゴが表示されるよ。
など。
個人でちょこっとアプリ作るくらいならこのバージョンでかなり十分ですね。
Personal の 【はじめる】 をクリックすると無料版の Unity のダウンロードページに来ました。
バリバリ初心者の新規ユーザーなので、【始めよう】 の方をクリックです。
利用規約が表示されますので一読したら 【同意してダウンロードする】 をクリック。
これでインストーラーがダウンロードできました。
インストールして起動
今ダウンロードしたのは正確には Unity ではなく、Unity Hub という、Unity で作成しているゲームを管理するソフトで、Unity のゲームプロジェクトの管理や Unity のバージョン管理とかできるみたいです。
早速インストーラーを起動しましょう。【同意する】 → 【インストール】 でインストールは完了です。
ちゃんと Unity Terms of Service を一読して同意できれば 【同意する】。
必要であればインストール先を変更して 【インストール】。
ですね!安易なポチポチはダメデスヨー。
インストールが完了したら完了画面が出てきました。
【Unity Hub を実行】 にチェックが入っている状態で完了をクリック!
もしファイアウォールの警告が出たらそこはアクセス許可にしてあげてください。
今度は Unity のインストールが始まりました。
インストール先を確認して 【インストール】 ってぇぇ
ここおおお!!
9.1GB!!
ちょっとした大作ゲーム並みのサイズ感が。ゲームディスクが DVD の時代ならディスク2、いやぎり3枚組になるレベル。
念のため C ドライブの容量も確認して必要があれば別ドライブにインストールした方が良いでしょう。
って、え、待って、残り 33.5GB しか無い。(さすがに別ドライブを指定しました)
【インストール】 をクリックすると ID 作成画面になりました。
これは先ほど作成したので 【すでにUnity IDを所有している】 から先ほど登録したアカウントでログイン!
次にマイクロゲーム選択というのが出てきます。
このマイクロゲームってなんなのか。ですが、
これは既に作成済みのゲームを用意してくれて、どんな感じで Unity でゲームを作るのか勉強できるというものみたいです。
とりあえずカートレースにしてみました。
(FPS は好きなんですが、どのゲームもレシオ 0.3 程度という戦犯なのでこの場ではちょっとスルー)
【次へ】 をクリックすると、あとは Unity がインストールされるまでしばし待機みたいです。
時間かかりそうなのでここの動画を再生してみてみましたが、数回は見られるくらい時間かかりました。
インストールが完了したら 【UNITY を起動】 をクリック。
プロジェクトを開いてみる
ここでもファイアウォールの警告が出たらアクセス許可にしてあげてください。
プロジェクト管理画面が出ましたー。
MyFirstGame というのが先ほど選択したカーレースのプロジェクトっぽいですね。
MyFirstGame の枠内をクリック!
編集画面が開きました!それっぽくなってきたぁ!!
この画面で画面上部の ▶ をクリックすると実際にゲームを動かせて、
右部分をクリックすると簡単なチュートリアルを行えました。
チュートリアルは英語での解説ですが、実際に操作をさせてもらえる分かりやすい内容なので結構楽しかったです。
今回はここまで
次回は実際にゲーム作りの画面を触ってみたいと思います。
ところで、冒頭でゲームエンジンのお話をしましたが、「エンジン」というからには「燃料」があるはずだと思ってずっと考えてたんですが、ひとつの結論に至りました。
ゲームエンジンの燃料、それはずばり!「作り手の情熱」に違いない!!……はい。
<以降の記事>
知識ゼロで Unity をはじめてみた【その2 -キューブを配置-】
知識ゼロで Unity をはじめてみた【その3 -キューブの落下とバウンド-】
知識ゼロで Unity をはじめてみた【その4 -キー入力-】
知識ゼロで Unity をはじめてみた【その5 -Android 端末で動かす-】