加速度センサーを内蔵したビーコンの仕組みと活用事例

【2020年2月追記】※本文内で紹介している BLEAD-TSH は 現在販売停止しております。各種センサーとビーコンを組み合わせたソリューションをご希望の場合は、個別ににお問合せ下さい。
こんにちは、総務のクドウです。
つい最近の話ですが、当社サイトに加速度センサーのwebページを制作するまで加速度センサーの仕組みを全く理解していなかったクドウ。
メーカーに勤務してもう3年を迎えるのに…知らないなんて恥ずかしい話です。
そこで今回はセンサーを内蔵したビーコンについて説明したいと思います!
BLEAD-TSH(ブリードティエスエイチ)」は加速度センサーを内蔵したビーコンです。
(ちなみにTSHはTag + Sensor + Handyの略語)
この加速度センサーは時間あたりのXYZ方向の速度変化を出力します。
そして出力された速度変化値を電波に含めてビーコンから発信することができます。

速度変化値のアドバタイズ

これを利用して、例えば工場の作業員が倒れて動きがない(速度変化値の変化がない)場合、電波を監視して管理者にアラートを挙げることで事故発生時の迅速な処置が可能になります。
またお客様がお店の商品を手に取られた(速度変化値の変化があった)時に電子看板に情報を表示するなど、ディスプレイと連携した広告配信にも活用できます。
その際のシステム構成は、ビーコンと電波を受信する機器(Bluetooth対応のスマホやタブレットでも対応可)があれば完結します。
もしセンサーデータをマーケティングに活かしたいのであればサーバーにデータを蓄積すれば容易に利用できると思います。

システム構成図

今回紹介した活用事例以外にも様々な活用方法があるので、モノや人の動態に合わせたサービス提供をお考えの方はお気軽にご相談ください。
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