こんにちは、マーケティング担当の金尾です。
ちょっと涼しい日が続いたかと思いきや、また暑さが少し戻ってきてしまいましたね。
はやく過ごしやすくなってほしいものですが、こんな時は辛ーいものを食べて暑さを吹き飛ばしてしまいましょう!
ということで、恵比寿駅近辺でオススメの辛いランチを3品、ご紹介します。
(2年前にも「辛いもの編」と題した記事を書いているので、併せて参考になればと思います)
あさりスンドゥブ – 姉妹(チャメ)恵比寿店
スンドゥブ(純豆腐)チゲの専門店である「姉妹(チャメ)」さんは、恵比寿駅から駒沢通りを中目黒方面に2-3分ほど歩いた先にあります。
スンドゥブの専門店だけあって今回紹介する「あさりスンドゥブ」以外にも、「野菜」や「きのこ」、「海老」「豚キムチ」などたくさんの種類が用意されています。
個人的にはスンドゥブといえば「あさり」が基本形だと思っているので、「あさりスンドゥブ」を注文。
辛さも指定できるようで、「キムチが食べれれば大丈夫」な 1辛から「辛さMAX!青唐辛子入り」な 3辛までが用意されていました。
お店の人に言えばさらに辛くしてもらえるようですが、まずは「3辛」に挑戦しました。
まずはチゲのスープを一口。辛いもの好きとしては「辛さMAX!」と言うほどは辛くない。
「青唐辛子」も薄い輪切りだったので、ある程度辛いものがイケる人なら問題ないと思います。
とはいえスンドゥブに生卵は欠かせないので、テーブルのかごの中から 1個とりだして、スープの中にちゃぽん(上の写真の左上にうっすらと卵が浮かんでいるのが分かりますかね?)。
この卵は直ぐにはかき混ぜないで。ある程度チゲ本体を食べ進め、チゲの熱で白身に色がほんのりついてきて黄身もトロッとしてきたあたりで、程よく絡ませながら食べるのがオススメです。
ご飯は写真のように石鍋の器で提供されるので、最後までアツアツをいただけます(これはご飯だけ食べても美味しい!)。鍋の底を軽くこそぐようにした後、ご飯をスプーンに乗せてチゲに沈めていただきます。
旨い!あさりのエキスが染み出したスープとご飯、それからたまにお豆腐と食感の変化も楽しめます。ちなみにあさりは殻付きなので、やけどに注意しながら身をはがしていただきましょう。
言うほど辛くないと書いたものの、食べ進めるうちに汗はどんどん出てきます。こうなったら勢いに任せて一気に食べきるしかないですね。最後にチゲ鍋の底に少し沈んだご飯の残骸をすくい取って完食です!
汗をかいた体で冷房の効いた店内に居続けると風邪をひいてしまうので、さっと会計を済ませて外に出ましょう。暑っいですけど、そよ風に少し触れるだけでとっても気持ちよくなります。
とはいえ、やっぱりもう少し辛さが欲しかったので、次回はもう 2つくらいレベルを上げたものにトライしてみようと思っています。
このお店は季節に限らずいつも数人は並んでいるイメージなので、ちょっとランチタイムの時間をずらしていくと良いかもしれません。アツアツ & 辛々なスンドゥブで暑さを吹き飛ばしたい方にはオススメです!
詳しくは チャメ 恵比寿店 へ
煮干ルーロー花椒油そば – 焼貝 あこや
店名にあるように新鮮な季節の貝がウリの「焼貝 あこや」さんは、恵比寿駅のバスロータリーのちょっと先にあります。
「焼貝」だけあってお店の内装も和テイストなのですが、ランチに限っては台湾魯肉(ルーロー)を出している少し変わったお店です。メニューには定番のルーロー飯もありましたが、今回は「花椒(ホアジャオ)」の文字に惹かれ「煮干ルーロー花椒油そば」をいただきました(花椒のしびれる辛さが好きなもので)。
辛さのレベルは選べないものの、無料トッピングとして「卵黄 or 煮玉子」と「ニンニク or ショウガ」を選ぶことができます。この選択は悩ましいところなのですが、午後は対面の打ち合わせがあったのでニンニクは避けて「ショウガ」を。卵黄は少し味をぼやかしそうな気がしたので「煮玉子」としました。
では、油そばなのでよーく和えましょう!
少し太めの麺に煮干しの風味がしっかり効いたタレが良く絡みます。そのままではそこまで辛くはなかったので、追い花椒とラー油をたっぷりかけて出来上がりです(上の写真は追い花椒済みです^^)。
これまた旨い!特に良かったのがルーロー。ともすれば脂身の部分が気になるルーローもあるかと思うのですが、ここのは全然そんなことはなく、逆にしっかりと肉の味を感じられるお肉でした。
気持ちかけすぎた感も否めない花椒でしたが、その辛さに負けることのない煮干しのタレでしっかり最後まで味わうことができました。
唐辛子の辛さだと皮膚の表面からぶわっと汗が出る感じですが、花椒の辛さはもう少し深いところから染み出してくる感じがします。好みは分かれるかもしれませんが、私はどちらも大好きです^^
花椒をたくさん使った料理と言えば、四川麻婆豆腐が思い浮かびますが、それとはまた違った花椒の風味を感じられるとても美味しい油そばでした。皆さんも恵比寿に来られた際の選択肢の一つにしてみてはいかがでしょうか。
とはいえ、そもそもこのお店は焼貝がウリなはずなのですが、まだ夜に伺ったことがありません。とても興味を惹かれているので、改めて焼貝を食べに伺いたいと思っています。
詳しくは 焼貝 あこや へ
辣子鶏(鶏肉と野菜の唐辛子炒め) – 張家 恵比寿店
前回の「辛いもの編」で「麻辣刀削麺」を紹介した西安料理のお店「張家」さんは、恵比寿駅の東口から 3分程度歩いた先の裏路地にあります。
基本的には「刀削麺系」を食べることが多いのですが、「定食」も美味しいお店です。今回はその中から「辣子鶏(やわらか胸肉と野菜の唐辛子炒め)」をご紹介します。
醬油ベースのシンプルな味付けですが、野菜のシャキシャキとした食感の中にじわーっとした辛さが染み出してきて、ご飯もスイスイ進む一品です!
見た目どおり辛いことは辛いのですが、中に入っている赤唐辛子自体も全然食べられるくらいでした。たぶん、炒めた時点で辛み成分は油の方に染み出してしまっているのではないかと思います(真偽のほどはわかりません^^;)。
鶏肉も胸肉なのでさっぱりとしていて健康にも良さそう。「お肉を食べてご飯」、「野菜を食べてご飯」、たまに「唐辛子をかじるか、スープを一口」と繰り返しつつ、どんどん食べ進められます。半分くらい食べると汗がぶわっと出はじめるので、そこからはハンカチで汗をぬぐいつつ箸を進めることになると思います。
今回紹介した中では、野菜もしっかり摂れるバランスの良い一品と言えそうです。
恵比寿駅の東口側で辛い中華料理を食べたくなったら、ぜひ行ってみて欲しいお店です。
詳しくは 張家 へ
さいごに
今日ご紹介したメニューは辛さの種類はそれぞれ違いますが、共通しているのは食べ終わった後に辛さが口の中に残らない点です。食べている最中は辛くて汗ダクダクになるものの、外に出るとスカッとさせてくれます。
(ただ、食後に口をきれいに拭かないとマスクの内側が赤くなってしまうという難点はありますが ^^;)
暑い日が続くと食欲もなくなってしまいがちですが、そんな時はガツンと辛いものを食べてみるのはいかがでしょうか?
いずれにしても早くコロナが収束に向かって、過ごしやすい季節を迎えたいですね!
では、また!