こんにちは。アルバイトのイシイです。
女子大生のプログラミング格闘記、第五話です。
ところで、もうすぐ元号が変わりますね。
上司が「元号が昭和から平成に変わるときは大変だった。当時はオブジェクト指向なんて浸透してなくて、クラス分けなんてしてなかったから、元号のメソッドがどこにあるのか、プログラムに埋もれて探すのが大変だったし、変更しなきゃいけないところが多すぎるし…」なんて話していて、改めてオブジェクト指向の偉大さを実感しました。
さて、前話にて開発環境が整い、いざ開発スタートです。
開発スタート
開発スタートとはいえ、一応さらっと言語を学んだだけの初心者(現在プログラマー(仮)レベルLv.6)ですから、いきなり一から一人でやれと言われてもどこから手を付ければいいのか、全く分かりません。そこで、現在社内のデータ管理をするプログラムを作っているとのことで、その一部をやらせてもらえることになりました。プロ中のプロの手によってプログラムがほとんどできているので、そのコードを参考にしながら一部をやってみよう、という感じです。
ERDを渡されて、プログラムを開いてみたのですが、HTMLのところを見てあらびっくり。見覚えのないコードが並んでいるではありませんか。第三話にてHTMLを勉強したはず…いや確実に仲間にしてるんですが、それとはまた違うんです。HTMLではなくXHTMLが使われていたので、それで知らないコードになっていると思ったのですが、後から知ったところによるとどうやらJSFというフレームワークを使っているようです。
しかしまあこの時の私はそんなもの知らないわけですから、「xhtml renderedとは」とか、「xhtml action とは」というように検索していました。しかし欲しい情報がなかなか見つからないんですよね。調べるとサンプルコードを載せてくれているページが多いのですが、そのサンプルコードと私のやっているコードがなんかちょっと違うんです。全然サンプルになりません。JSFというワードを入れて検索していれば、知りたい情報がピンポイントにでてきたのでしょうけど…。今思えばめちゃめちゃ遠回りしていました。
IDE(私の場合はEclipse)ってすごい
いきなり語彙力のないタイトルですが、本当にIDE(統合開発環境)ってすごいですね(私はEclipseを使っています)。私はよくメソッドを定義することを忘れたり、変数名の綴りを間違えたりというポンコツなミスをするのですが、どこが間違っているのか教えてくれる上に、どのように直せばいいのかも選択肢をたくさん出してくれる…!!私のような初心者にはありがたい限りです。
Eclipseのような統合開発環境がなかった頃はどこが間違っているのか教えてくれるわけではなかったので、自分でミスを探さなきゃいけなくて大変だったらしいですね(上司談)。その話を聞くと、今は初心者がプログラミングを始めやすい時代なんだな、と思いました。昔の環境だったら、私はおそらくエラー出しまくりな上、どこでエラーが出ているのか虱潰しに探す段階で心が折れていたでしょう…。こんな優しい開発環境のもと、始めることができて良かったと思いました。
しかしこんな優しい開発環境があっても、イシイの行く先には数多くの壁が立ちはだかります…。(続く)
【これまでのプログラミング格闘記】
現役大学生のプログラマー日記 #1(Java)
現役大学生のプログラマー日記 #2(オブジェクト指向)
現役大学生のプログラマー日記 #3(HTML/CSSとSQL)
現役大学生のプログラマー日記 #4(フレームワークと環境構築)