デブサミ2018に出展してきました!会議室ソリューション"Flick On"お披露目!

こんにちは、マーケティング担当の金尾です。
先週木曜と金曜の二日間、目黒の雅叙園で開催されたDevelopers Summit 2018(通称:デブサミ2018)に出展してきました。
例年にも増して多くの方が参加されたイベントとなったと聞きましたが、弊社の展示ブースにも多くの方に足を運んでいただけてとても有意義な2日間となりました^^
今回展示したのは “Flick On(フリック オン)” というソリューションパッケージ。もともと個別案件として対応させていただいていた会議室ソリューションを晴れてパッケージ製品化したものです。展示では実機を使ったデモもさせていただきました!

皆さんも「予定表上だと全部の部屋が使われていることになっているのに、実際に行ってみたら全然使われていなかった」なんていう経験があったりしませんか?また、「お客様との打ち合わせの日程を調整した時には部屋の予約が埋まっていたので、早めにやりたかったけどちょっと先の日程になってしまった(でも実際はその前の日程でも使えた)」なんて悔しい思いをしたこともありますよね。
この “Flick On” は、そんな問題を簡単に解決できるソリューションパッケージです。
デブサミに来られた方からは「これを見るだけで、だいたい何ができるのかが分かるよ^^」という反応もいただきましたが、このソリューションの肝の一つが下の写真にある専用のプレートです。この中に小さいBeaconが仕込んであり、プレートを移動させると状況を感知するという仕掛けになっています。

仕組みは以下の図ような構成になっています。この専用プレートを会議室ごとに設置して、受信機のGatewayがクラウド上に用意した管理サービスに情報を上げ、その情報を既存のグループウェア(もしくは会議室予約システム)と連動させることで、前述のような問題を解決し、会議室の有効活用を促進できるようになるというわけです。

具体的には以下のような機能を持っています。

  1. プレートを「使用中」に変えるだけで自動予約(時間は任意設定可能)
    急な来客や突発的な打ち合わせが必要な際にいちいち予約システムを起動したりする手間が省けます。
  2. 予定の時間から5分経過してもプレートが「使用中」にならなかったら自動キャンセル(時間は任意設定可能)
    これで予約をキャンセルしていなかった人がいても自動的に解放されるので安心ですね。
  3. 予定していた時間より早めに終わったらプレートを「空室」にするだけで残りの時間を自動解放
    残り時間の予約を手動でキャンセルする人は中々いませんよね。これでもかなりの時間を解放することができそうです。
  4. 会議室の利用実態を管理者向けにレポート(明細をCSVに書き出すことも可能)
    「会議室ごとの稼働率」や「時間や曜日ごとの予約率」、「予約したのに使用しなかった(ふとどきな)社員Top10リスト」などをブラウザで確認いただけます。また実際の利用状況が分かれば、本当に会議室を増やさなくてはならないのかどうなのかを判断することもできますし、オフィスを移転したり新設したりする際にどれくらいの部屋数を用意するべきかを試算するためのデータにもなりますね。

↓ふとどきな社員リスト(中身は実データではありません^^;)

真面目な話、キャンセルし忘れることで他の人のビジネスチャンスを奪っている可能性があるので、これが分かれば改善のための具体的な手を打てるようにます。
ざっとですが、まずは会議室の有効活用を促進するという目的を達成するための基本機能を備えさせていただきました。もちろん、さらに「自動予約の際も誰が使ったのかを把握したい」「実際に会議に参加した人数も把握したい」といったご要望も出てくるかと思います。その際には個別対応をさせていただくことも可能ですのでお問い合わせいただければと思います。
これらの課題を抱えている会社にとってさらに重要なポイントは、この活動をいかに素早く安価に始められるかという点になってくるかとも思います。
”Flick On”で使用するBeacon内蔵の専用プレートは電池駆動なので、電源やネットワークの新たな敷設工事は不要です。会議室の外の壁に設置いただくだけです。また予約システムは既存のものをご利用いただくのでユーザーの方にも新たなトレーニングなども必要ありません。ですので、とても素早く利用を開始することができます。
費用面については「部屋数が6部屋でGatewayが2機必要な場合」の初期導入費用と月額費用を以下に付記させていただきました。ご検討いただく際の参考としていただければと思います。

ようやくパッケージ化が完了した状況ですので、製品ページは改めて公開させていただく予定ですが、まずはブログでご紹介させていただきました。
とはいえ既にご提供は可能ですので、ご興味がありましたら以下のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせいただければ嬉しいです!皆さまの課題解決にご協力させていただきたいと思っています。

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