ITを活用して地方の課題を解決しよう!南島原ハッカソン編

こんにちは。コンサルティングチームの長谷川です。

先月行われた経産省・地方版IoT推進ラボに選定されている長崎県南島原市の事業「南島原ローカルITサービス創発塾」のアイデアソンに続き、先日行われたハッカソンにもメンターとして参加してきました。(アイディアソンの模様はこちら

前回のブログではハッカソンで使用したユーザーストーリーマッピングという手法をご紹介しましたが、今回は「移住チーム」の実装、取材、発表のお話をしたいと思います。

ちょっとおさらいで説明すると、今回のハッカソンで移住チームは「SUMINA」という移住者と住民を結びつけるポータルサイトの提案、作成、運用のスキーム検討を行いました。

SUMINA ポータルサイト

まず移住というテーマについて。
地方都市にとって人口減少はかなり大きな悩みです。どこの都市も悩んでいます。
もちろん南島原市も例外ではなく悩んでいました。

移住を検討している方は今の時代、ネットを駆使して色々調べ、候補を何箇所か選んで下見をすると思います。
移住を受け入れる自治体は多く、まずそういった移住希望者の候補に挙がることも難しいんです。

そこでキーワードで引っかかりやすいポータルサイトを作成し、なおかつ移住後の様々な情報も共有でき、安心して移住できる環境を提供しようとメンバーで考えました。

また、作りっぱなしではなく今後の運用の面まで考え、実際にどうやって作ったら地元の人が運用しやすいかなどもチーム内で色々な意見がでました。

地元の方々に意見を聞くと集落内は仲良くやっているけど、少し離れると交流がなくなるなど、地元ならではの悩みも出て来ました。
例えば同じ酒造をやっていてもあまり交流もないとのこと。

また、外から来た移住者がそんな状況では輪に入るのは難しいと考えました。
どうしたらいいか。

マップで繋がりを表現すれば良いのでは?
そうすれば繋がりが可視化され輪に入りたい人が誰に連絡すれば入れるのかわかるのでは?

色々なアイデアは出て来ましたが、3日間である程度形にする必要があるため、そういったアイデアは次回以降の追加機能として覚えておき、まずはポータルサイトの基を作ることにしました。

発表までに最低限必要なものは以下と考えました。
①フロントページと入稿しやすい投稿フォーム
②サンプル記事

①は当初せっかくだからあんまりやったことないやつで作ろうか?など意見ありました。

  • Craft CMSで進める
  • WordPressにする
  • Wikiみたいなので情報まとめに邁進する
  • baserCMSとかSHIRASAGIみたいなのにする

しかし今回はプロトタイプなので、「WordPressあたりにしてもいいかな〜と思い始めました」というボスの一声でWordPressに決定しサーバを立て準備ができました。

②についてはあまり時間がなかったため今回の取材先は2つにしました。
1つ目は白洋社さん。島原半島に8店舗構える本格的なクリーニング店です。
2つ目は吉田屋酒造さん。こちらも島原に行ったら必ず飲む日本酒「はねぎ搾り」の蔵元さんです。

白洋社については移住したら必要になるであろう生活に関する情報のため。
吉田屋酒造については古くからある文化を紹介し南島原の魅力を感じてもらうために取材させて頂きました。

吉田屋さんは蔵元としても面白いですが、その歴史がまた凄いんです。
過去には銀行、煙草屋などもやっていてその貴重な品々も残っていたり、ご先祖様が購入したかなり古いバイクや車なども残っていたりしてお宝の宝庫なんです。
そしてその古いバイクは「なんでも鑑定団」でもスタジオで鑑定されていたほどの一品です。

お酒造りについてはチームリーダーの宮原さんが「SUMINA」に記事を載せているのでこちらをぜひご覧ください。

運用のスキームについては先日設立された地域商社「ミナサポ」を中心に地元の学生や観光協会の方々に働きかけ運用していくのが良いのでは?という意見がでました。
ちょうど今回の移住チームにはミナサポ関係者が複数おり、きっと活用してもらえると信じています(笑)

最終日のプレゼンは全くノープランで、なんとプレゼン資料無しで15分間宮原さんが今後のコンテンツの追加は地元の方々の協力が不可欠であること。近くの学校の生徒が率先してやってくれるとIT教育にも繋がるのではないかということなど熱い想いを喋っていました。
素晴らしいプレゼンで「SUMINA」の魅力は充分伝わったかなと思います。

プレゼンテーションの様子

そしてこのイベントの進行役の原さんからの隠しお題「マンションポエム風キャッチコピー」も考えるとのことでした。
マンションポエムとはよく新聞の折込チラシや電車の中吊り広告でマンションの広告がありますが、そのキャッチコピーが詩になっているものがあり、独特な世界観からそう呼ばれるようになったとか。

各チーム色々考えていましたが、移住チームのマンションポエムは….


地元の自称ポエマー小田くんの自信作です。

総括では、南島原市の移住担当者も「南島原市は移住の選択肢に入っていない事については把握しており、このポータルを活用し選択肢に入るようにしたい。みんなで作るポータルという事で期待している」という感想を頂きました!

まだ日程は決まっていませんが、2019年1月〜2月に東京で開催予定の成果発表イベントにて、最終成果を報告する予定です。
こちらの模様もブログにできたらと思います。

今回は終日天候も良く、美しい南島原を満喫しつつハッカソンが行えました。
来年度も行うかまだわかりませんが、また呼んでいただけると良いなと思いつつ締めたいと思います。
来年はイルカに会えるといいなぁ。

夕日と島原そうめん

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