デバイスWebAPIコンソーシアムの勉強会で登壇してきました

こんにちは、マーケティング担当の金尾です。

7/11に開催されたデバイスWebAPIコンソーシアムの技術ワーキンググループという勉強会でBeaconの話を少しさせていただきました。
芳和システムデザインとしてはこのコンソーシアムに参画させていただいているわけではないのですが、このコンソーシアムの運営事務局をされている方からお声がけをいただき登壇の機会をいただいた次第です。(どうやらワーキンググループ自体は3ヶ月に一度くらいのペースで開催されていて、ゲスト登壇者なども招いたりされているとのことでした。)

内容も「BLEソリューションと暗号化まわりの話をして欲しい」とのことでしたので、可能な範囲で話せる内容をご紹介させていただきました。

セッションタイトルを見返すと(我ながらケッタイな名前をつけたなと)かなり気恥ずかしくなるのですが、それはそれとして私が今回の登壇でお話したかったことについて少しここでも補足させていただきます(タイトルについては資料を起こすかなり前の段階で「タイトルだけ先にください!」と言われたのでエイヤッで出したものの修正するのが面倒だったので・・・と言い訳をさせてください^^;)

少し個人的な話にもなるのですが、前職では自社のテクノロジーを開発者の方々やシステム管理をしている方々に対して広く技術啓蒙を行う活動をしていたので、割と技術コミュニティの方々との付き合いが多くありました。そんな中で、特にここ1〜2年で少し感じていたのは「最新の技術をキャッチアップすることに使うパワー」と「その技術をどう活かしていくかを考えることに使うパワー」のバランスが少し前者に寄りすぎていないかなということでした(スライドの中では「技術志向と目的志向のバランス」と書かせていただいている部分がこれにあたります)。
もちろん、ここ数年のテクノロジーの進化スピードはものすごく早く、クラウドベンダーが出してくるサービスだけを考えても、とてもとても生半可ではキャッチアップすることが難しい状況になっているのは理解しています。また、ハードウェア自体もどんどん高性能かつ安価になっていることもあり、10年前では一部の人しか手を付けられなかったテクノロジーを容易に試せるようになってきているので、「それはぜひ試してみたい」という思いになることも当然のことだと思いますし、これ自身(色んな人が試せるようになること)はとても良いことだと思っています。
ただ一方で、「新しい技術を学ぶのは楽しいし、それを使って何かを作って紹介している人を見ると凄いなと思うのだけど、キャッチアップしなくてはならない(もしくはキャッチアップしたい)技術の情報量とスピードに翻弄されて(もしくは世の中のマーケティング キーワードに踊らされて)、本来の目的(解決したい課題や新しい体験を生み出すことなど)に対して頭を使う時間が少なくなってしまっていることがあるんじゃないかな」と思うことがありました。

そんな中、今回の登壇のお話をいただいた時に思ったのが、「BLE Beacon自体は最新の技術ではないけど、未だに新しい活用シーンが生まれてきている」、また「このブログの中でも【IoTで使用されている Bluetoothを利用したビーコンの基礎と事例】というBLEの基礎に関する記事が未だに一番読まれているということは、まだまだ基礎であっても知りたいと思っている方が多くおられることを示している」、ということは、このセッションの中で前述した私が感じている点のエッセンスを交えながら「Becon自体は決して新しくはなく、かつ、とてもシンプルなアーキテクチャなんだけど、視点を変えるだけでいろんな可能性を秘めている」ことをお伝えできれば、なにか感じてくださる方もおられるかもしれないということでした。

なので決して「Beaconってこんな事もできるんです、凄いでしょ!」という事を言いたかったのではなくて、「少しだけ目的志向になる時間を増やしてみると、意外に気が付かなかった可能性に気付くことがあるかもしれません。そのきっかけになれば。」という思いでお話させていただきました。

いかんせん私がスライドを作る時は文字を少なくする傾向があるので、コンテクストが伝わらない場合を危惧して、少しだけここで補足させていただきました。

とはいえ、最後のスライドにも記載させていただきましたが、Beacon自体はシンプルなのですが、ソリューションとして実装しようと思うとちょっとしたノウハウが必要になるケースが結構あります。弊社ではそういう場合にご相談をお伺いすることのできるコンサルティングサービスも提供していますので、ぜひお気軽にお声がけいただければと思います!

今回はコンソーシアムの会員限定の勉強会だったので事前告知はできませんでしたが、またどこかで登壇の機会があれば告知させていただこうと思っています。その際にはお目にかかるのを楽しみにしております!

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