初めての動画編集でも使えた小技 〜製品紹介動画の作成〜

こんにちは、マーケティング担当の金尾です。

以前から「製品の紹介動画を作って欲しい」という要望が社内から上がっていたので、在宅勤務を機にちょっと自作してみました。広告などで使う動画はさすがにプロに頼んだほうが良い気がしますが、簡単な内容のものは自分で作ってみるのも良いと思っています。

私は大昔に少しだけ興味を持って趣味レベルで動画の編集を行ったことはあるもののほぼ初心者です。今回も編集ソフトを10何年ぶりにインストールするところから始めました(ソフトは Adobe社の Premiere Elements 2020を使用しました)。

そんなに凝ったエフェクトを付けたりするのは無理なのですが、そんな私でも簡単に使える小技を少し見つけたので紹介させていただこうと思います。

「自分でも動画を作ってみようかな?」と思っている方の参考になればと思っています。

動画の雑音(ノイズ)の除去

今回作成した動画の対象製品は BLEAD-SL というスピーカーと LEDライト を内蔵した BLEビーコン。専用のアプリを使うと対応するビーコンから音と光を発せさせることができ、倉庫内のモノ探しなどで使用されている製品です(製品ページ)。

まずはビーコンから音と光が出ている動画を撮影してみました。

なんだか「サー…」という耳障りな雑音が入ってしまっていました(もしかするとエアコンの風がかすかにマイクにあたってしまっていたのかも…)。このままだと流石に使えないので、何とかこの雑音を編集ソフトで取り除けないのかやってみました。

少し調べてみると、右側のツールバーのところにある「fx」をクリックして、上部に出てくる「オーディオ」タブを選ぶと音に関するエフェクトが出てくるようです。「DeNoiser」とか「NewBlue Audio Polish」だとか見るからに雑音を消去してくれそうな名前のエフェクトがいくつも並んでいました。

細かい違いは良くわからないので、それらしい名前のエフェクトを一つずつ当てはめてみて適切なものを探してみました(エフェクトを適用する方法は、エフェクトのアイコンをタイムライン上の対象のオーディオの上にドラッグ&ドロップするだけです)。

やってみると「雑音は消えるけど、ビープ音も一緒に消してしまう」ものもあれば、「ビープ音は残るけど、音が跳ねて変な音になってしまったりする」ものもありまして、雑音の種類などで適切なエフェクトは変わるのだと思いますが、今回は「NewBlue Cleaner」が一番良い感じにしてくれました。

エフェクトが適用されると下の画像のように「適用されたエフェクト」タブが開き、今回選択した「NewBlue Cleaner」が表示されます。詳細を開いていくとパラメーターを細かく設定できるようにもなっているようです。

今回は細かい設定を追加することもなく「NewBlue Cleaner」エフェクトを当てはめてみると以下の動画のようにキレイに雑音は除かれ、ビープ音も元の音質を残したままの状態になりました。

たったこれだけの作業でもかなりクオリティが上がった感じがしますね。

照明の自動補正

次は映像の方の修正をしてみたいと思います。
元の動画では全体的に白身がかった色になってしまっていますが、これをクッキリした色合いに調整する方法です。これも簡単に行うことができます。

右側のツールバーの一番上に表示されている「二本のコントロールバーのようなアイコン」をクリックすると調整できる項目の一覧が表示されます。今回使用するのはその中の「照明」です。タイムライン上にある対象の動画を選択しておいた上で、「照明」の中にある「自動補正」にチェックを入れればメリハリのある色味に瞬時に変えてくれます。

下の動画の前半は「自動補正がない状態」、後半が「自動補正を効かせた状態」になっているので、違いがよく分かると思います。

これも簡単に使える便利な機能でした。

画面の分割(アプリとビーコンを並列表示)

最後に少しだけ応用編を。
今回のBLEAD-SLのようにアプリとビーコンを連動して使用する製品は、アプリの操作動画とビーコンの動画を並べて見せるとより使用感が分かりやすくなります。この複数画面を表示させるやり方は、色々なケースで流用可能だと思ったのでちょっと紹介します。

まずはアプリの操作動画を撮影する必要がありますが、その方法については今回は割愛します(ちなみに私は iPhone の標準機能で撮影しました)。

その後、撮影した動画を編集ソフトに取り込みます。取り込みが終わると画面の左上の「プロジェクトのアセット」のところに表示されます。

その動画をタイムラインの「ビデオ2」のところにドラッグ&ドロップして挿入します。すると画面の中央に配置されます。

このままだとビーコンが隠れてしまっているので、アプリの動画を右側に移動させます(中央の画面上の画像をドラッグ操作で移動できます)。

またアプリの動画を入れたことでビーコンの位置が右寄りになっているので、こちらは左側にずらして中央にビーコンが配置されるように移動させます。

最後にビーコンとアプリの動画がシンクロするよう微調整を行って完了です。

さいごに

最終的に作成した動画はこちらです。

それなりに見られるものになっていますよね。ちょっとした動画であれば自作してみるのも良さそうです。
この最終盤には、今回紹介していないタイトルやキャプションを入れる機能やフェードを入れる機能なども使っていますが、それらも非常に簡単に使うことができます。もし活用してみたいと思われたら軽く検索しただけで分かりますのでトライしてみてはいかがでしょうか?

では、また!

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