BLE通信の基礎 – アプリ開発 – 活用例コンテンツ10選

みなさま、あけましておめでとうございます!
マーケティング担当の金尾です。
2019年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

昨年は通期で計78本のブログ記事を投稿させていただきました。少しでもみなさまのお役に立つ情報をお届けできていたら良いのですが、引き続き今年も頑張って情報発信をさせていただきたいと思っています。

さて、このタイミングで改めてどういう記事が良く読まれているのかをちょっと確認してみたのですが、やはり「テクノロジー」のカテゴリーが群を抜いて多かったです。
一方でそのテクノロジー記事の一覧を眺めてみると更新頻度も順序もまちまちだったので、BLEの基礎情報から実装方法、および活用例まで流れを追って読んでいったら学習目的の方にとっても有益ではないかと思い、今回まとめてみました。

では、早速始めます!

BLE(Bluetooth Low Energy)を始めとした通信の基礎を学ぶ 編

まずは通信技術について基本から学びたいという方は、以下の2つの記事を参考にしてみて下さい。

1. 「そもそもBLEって何?」 Bluetoothの技術概要

NFCやRFID、LPWAなど色々な通信規格がありますが、まずはBLEの技術要素の全体像を押さえるにはこのコンテンツが最適です。
BLE通信の特徴やBeaconとスマートフォンとの通信の流れなど概要を確認いただけます。
https://houwa-js.co.jp/blog/2018/06/20180629/

データ通信の流れ

2. IoTで使用されているBluetoothを利用したビーコンの基礎と事例

続いてこちらはBLEだけでなく、NFCやLPWAなど他の規格との比較なども含め通信規格の全体像を学ぶことができます。
こちらはイベントで発表したスライドが元となっていますので、以下のスライドと合わせてご覧いただければと思います。
https://houwa-js.co.jp/blog/2017/12/20171212-2/

Beaconと連携したアプリ開発 編

ここからは実際にBeaconと連携したスマホアプリの開発手法を学びたい方向けの記事です。それぞれ別のアプリの開発方法を書いていますが、片方はiOS向け(Swift)もう片方はとAndroid向け(Java)となっており、それぞれコード付きで解説しています!

3. Beaconアプリ開発記(Android)

「スマホの画面上にBeaconの発信する情報を表示する」というとてもシンプルなアプリの実装方法を解説しています。
シンプルなだけに基本をしっかり押さえることができますので、4回に分けての連載となっていますがぜひ最後までご覧いただければと思います。
【その1 開発準備編】
【その2 領域監視編】
【その3 情報取得編】
【その4 画面表示編】

GPSの電波が届きにくい屋内でも位置情報を検知

4. 自宅Wi-Fiお知らせアプリ開発(iOS)

こちらは “家庭でも使える” ことを意識して「帰宅時にスマホを自宅のWi-Fiに接続するかを聞いてくれるアプリ」の実装方法を解説しています。こちらも計4回の連載ものとなりますが、最後までご参照下さい!
【第一回】準備編
【第二回】Beacon 探索機能編
【第三回】Beacon 探索機能編 その2
【第四回】Wi-Fiお知らせ機能編

5. ねぇClova、開発したい

こちらは少し変化球ですが、Beaconを活用した弊社の会議室予約システム「Flick On」とLINEさんから発売されている「Clova」を連携させ、VUIを使って会議室の予約を取るという仕組みの開発方法を紹介しています。Clovaのスキルを登録する基礎のところから始まり、対話モデルの作成、サーバー側の実装含め3記事にわたり詳しく解説させていただきました。(リンクの下の動画が実際のデモになります)
【スキル登録編】
【対話モデル作成編】
【サーバアプリ実装編】

Beaconを活用したIoTソリューション例を知る 編

ここからは具体的な活用例をご紹介していきたいと思います。Beaconの通信の仕組み自体は単純なものですが、アイディア次第でいろいろな分野で活用できることが分かると思います。

6. ワインのボトルに加速度センサー付きのBeaconを取り付ける(店舗での活用)

来店されたお客様にタイミングよく必要とされている情報をご提供できるようにすることを目的に加速度センサーとBeaconを活用したソリューションです。この例では、お客様が興味を持ったワインを手に取るとその商品の脇にあるディスプレイに味のタイプやキャンペーンなどの情報を表示させ購買意欲を促進させるというシナリオになっています。
https://houwa-js.co.jp/blog/2018/03/20180327/

矢印の先の黒いのが加速度センサー付きのBeacon

7. 阿波おどりの連の位置を追跡(屋外での位置測位)

徳島での阿波おどりと高円寺での阿波おどりで来場者向けに提供している「お目当ての連の場所を確認できるアプリ」について解説しています。それぞれ同じBeaconを活用していますが、実は実装の方法は異なります。比べてみると面白いことがわかってきますので、是非詳細もご確認下さい。
https://houwa-js.co.jp/blog/2018/09/20180904/

徳島で実装しているアプリの仕組み

8. 準天頂衛星と連携したBeaconによる未来の防災システム(屋内外での位置測位)

衛星位置測位利用促進センターが推進している地域と連携した防災事業で活用されています。記事内に取組の概要をまとめたPDFへのリンクがありますので、そちらも合わせてご確認下さい。
https://houwa-js.co.jp/blog/2018/10/20181023/

9. LINEとBeaconを活用した新しい自動販売機サービス(KIRIN Tappiness)

Beaconを使って自動販売機とスマホのアプリを接続し、利用者にさまざまな付加価値を提供している例です(2017年の4月から始まったKIRINさんのTappiness(タピネス)というサービスです)。ここのところキャッシュレス決済サービスが話題ですが、このTappinessではLINE Payで購入することも可能になっています。
https://houwa-js.co.jp/blog/2018/05/20180511/

自動販売機とスマホのアプリをBluetooth接続で連携

センサーについて

10. 気圧センサーの実力を図る

活用例の中でも加速度センサーを使ってワインを購入しようとしているお客様に付加情報をお知らせするシナリオを紹介しましたが、「通信(Beacon) + センサー」の組み合わせで活用シーンの幅は格段に広くなります。この記事は、最近の高精度気圧センサーがどこまで詳細なデータを取得できるかを検証した内容になっています。通信部分だけでなく、使用するセンサー類の実力を把握しておくことも重要ですね。
https://houwa-js.co.jp/blog/2018/12/20181211/

DPS310の評価ボード

まとめ

以上、10種類の記事を紹介させていただきましたが、今後みなさまがIoTを駆使したソリューションに取り組む上でのご参考になればと思っています。今年もこういった技術系の記事もいろんな切り口でご紹介していきたいと思っていますのでご期待いただければと思います。

とはいえ、実際に業務で取り掛かろうとするとソリューションの設計だけでなく、電波やセンサーのチューニングやそもそも専用のハードウェアを製作しなくてはならないことが分かったりと様々な点で課題にぶつかってしまうことが往々にしてあります。
そんな時は弊社までお気軽にご相談いただければと思います。お役に立つべく解決策を真摯にお客様と取り組ませていただきます。

弊社ではハードの製作はもちろんのこと、ファームウェア領域も含めたソフトウェア開発およびコンサルテーションまで全般をご支援させていただくことが可能です。詳しくは「芳和システムデザインが提供できる価値」のページをご参照下さい。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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